イライラしたり、何かに集中したりしているとついつい食いしばっていることありませんか??
実はこの食いしばりという行為、放っておくと大変なことになるかもなのです。
歯ぎしりと違って、音が鳴らないので他人から気づかれにくく、自分自身でも自覚せずに食いしばりによる障害が出ることがあります!
食いしばりによる起こる障害は、歯の知覚過敏が代表的です。知覚過敏といえば冷たいものがしみるとか、痛いという症状です。
歯に過度の咬合力がかかってしまうと歯の根に近い部分が弛んで歯の表層にあるエナメル質が剥がれ落ちてしまいます。すると歯の中に走っている神経に近接するので温度による刺激や水による刺激を感じて痛みとして感じてしまうのです。
歯がしみるので、虫歯かな?と思い受診したら、実は食いしばりによる知覚過敏だったなんてこともよくあります。
食いしばりをしている人は、まずは自覚をして、歯を食いしばっている状態に気づいたら、パッと離すことが大切です。
実は怖い食いしばりの話でした。
